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昨日は久しぶりに実家のある
呉市へ行きました
宮原に25年くらい住んで
昨日初めて気付いた物があります。
それがこの写真の建物です↓
宮原高校のすぐ下にあったのですが
今まで気付きませんでした。
近所の方に話を聞いてみると
なんと大正時代に建てられたそうです。
入船山記念館の建築様式と同じだとか
玄関横に国立呉病院職員クラブ
と書かれた看板が見えます。
呉が空襲されても被害に
あわなかったのか壁はそんなに
傷んだかんじはありません
外壁は見た感じ、木の板を鎧貼り
してありその上部が塗り壁です
塗り壁もところどころ白い下地が
見え隠れして何とも言えないレトロな
風合いを醸し出してます。
窓もすごくかわいらしく当時の
センスの良さがうかがえますね。
敷地には大きな木があり
まるでこの家を守ってくれてるようで
となりのトトロの世界を少し感じました
まっくろクロスケもいそうですし...
(うまく撮れませんでした。)
この建物以外にあと3棟はあった
と思うのですが
以前これらの建物を保存しようとする
話があったそうです、しかし今の現状
(草ボウボウで屋根の瓦も一部落ちかけ)
からすると話は暗礁に乗り上げたのか?
どちらにせよ このような建物はちゃんと
保存しておきたい物ですね。
この意見に賛同の方ポチッと宜しく
古民家リフォーム続報
この写真を見て何をしてるか
わかりますか?
今日は北側の外壁面の修理です
↓これが施工前写真
昔ながらの竹小舞を使った土壁の家です。
壁解体写真↓
コンクリート基礎の上に土台を据えるのが
一般的ですが写真でも解るように土台も
基礎も見当たりません。
そこで今回は基礎と土台を新たに
設ける事になりました。
そこで登場するのが油圧ジャッキです。
これを使い一時的に柱に荷重が掛からない
状態にします。
(この場所では虹梁を持ち上げてます)
そして布基礎を造り、土台を据えて
ジャッキを解除します。
サッシも取替えて出来上がり、
コンクリート基礎と土台の間に隙間を造り
通気を確保してます。
寒い中 作業をしていた大工さんも
これで北風にさらされる事無く
作業が出来ます。
只今室内工事中。
頑張ってください!
昨年末から工事している
古民家(築100年以上)リフォームの続報です。
今回の工事を施工する上で一番最初にする事
は腐った柱の根元部分の補修です。
取り替えできる柱は取替えて、
できない物に関しては根継をします。
建物をジャッキアップしながら
取替えます。
これらが今まで家を支えてきた柱の根元部分です。
大黒柱は根元部分(元口径)で一辺が21cm
の太い材が使われていたのですが、
実際腐らずにまともだった部分は20%
に満たない程度でした、
一番腐っていたのはコレです↓
残っている部分もほとんど腐っていて
よくもってたなーと思うくらいです、
現在は誰も住んでいないのですが
昔からある家を残していくって
大変な事ですね。